2006年07月29日

マタニティーブルー

今日初産婦さんが退院されます。

2−3日前から、赤ちゃんのことやおっぱいのこと、その他いろいろあって少し精神的に負担があるようです。

昨日は赤ちゃんを預かって、スタッフにアロマライト、フットマッサージなどして、すこしでもリラックスできるように、がんばってみました。

特に初めての方は、いろいろ不安なことが多いようで、本人は一杯一杯なんですよね〜。
がんばれ!は禁物です。本人はがんばっているんですから・・・。

本人の負担を軽減するよう、スタッフも含め、ご家族もできる限り、しかもさりげなく援助していくことが大切なようです。

何かあったら相談にのる体制をとっていますので、気軽に相談してくださいね。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

切るや切らざるや

将棋の世界には“詰むや詰まざるや”という名本があるそうです。
お産のときも“切るや切らざるや”で迷うことがしばしばあります。
とくにお産が初めての方で、少し時間が長くかかった場合、妊婦さんの方から“もう、切って出してください”と懇願された場合、“切るや切らざるや”で悩んでしまうことがしばしばあります。

安産会のときにお話するのですが、人間はみんな今まで体験したことがないことに関しては、恐怖を感じるものです。また、それが、どれくらい続くか解らなければ、なおさら痛みは増強し、“この痛みとどれくらいつきあって(たえて)いかなければならないのか?”と不安は増すばかり・・・。
私たち医療者は、定期的に診察をするので、分娩が進んでいれば、“もう少しがんばりましょう”というのですが、その“もう少し”がどれくらいか、妊婦さんには伝わりにくいのです。

帝王切開自体は“悪い”分娩方法ではないので、それも一方法であると思いますが、その時の陣痛の痛みは回避できても、帝王切開術の後遺症も重篤になることがあり、それも考慮しなければなりません。やはり、安易に帝王切開術をすべきではないことは、産婦人科に携わっているものの、共通認識であると思います。ただ、選択の余地は妊婦さんにあるわけで、絶対的に帝王切開をしないといけない理由(例えば、胎児心拍異常とか、分娩停止とか・・)でない以上、“もう少しがんばりましょう”と妊婦さんには、“鬼”と思われる言葉の連発になってしまうんですよね〜。

散々粘った挙句、結局帝王切開・・ということも少なくなく、結果的にはお産がおわってみないと、なにがよかったのかわからないということもしばしば・・。
昨日は、あと1時間がんばって、進まなければ帝王切開に・・という私の提案に賛同していただき、結局めでたく下から分娩できましたが、妊婦さんにとって、それが本当によかったのかどうか・・(結果はよかったのかもしれませんが・・)。

そういった、苦悩にいつも戦っている日々です。。
なにはともあれ、お母さん、子供さんが元気で退院できることが、一番の目標でがんばります。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月09日

夢のような話

婦人科の病気で子宮がんのワクチンがアメリカで承認されたそうです。

私が大学で遺伝子の研究をしていたとき、そう10年程前でしょうか?私たちの仲間でも、この話題がしきりにでていました。
当然、こんなことになるとは夢にも思わず、ただ、ウィルスで起こる癌であればワクチンを開発すれば、子宮がんを撲滅できる、いまの検診よりも絶対効果があがるはずと言っていました。

その当時は、真剣に考えていたのですが、なにせ地方の少ない医局の人数、マンパワーが足りるはずもなく、研究しようとしても、研究費もままならぬ状態・・・。あまり相手にもされてなかったようでした。

それ以来、遺伝子研究は急速に進み、今の現状に至ったわけです。

一番初めにしていれば、今頃・・・、ノーベル賞も夢でなかったかも・・^^;
今している人たちは、もっと前からしていたのかもしれませんが・・。

私たちの発想もまんざらではなかったということです。

これからのワクチンの効果に期待しています。

以下に発表の日本語訳を載せています。

ん〜、残念ですね。

子宮頚がんワクチンで予防 米が認可、9-26歳女性にhttp://www.m3.com/news/news.jsp?articleLang=ja&articleId=30014&categoryId=&sourceType=GENERAL
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月31日

離乳・卒乳

最近続けて、離乳、卒乳のメールが届きました。

私個人の考え方としては、無理に卒乳する必要はありません。仕事の都合とかあれば別ですが・・。小学校に入っておっぱい吸っている子はいません。つまり、いつのころからか自分で卒乳していきます。という考えです。
あまり、1年たったからということで焦る必要はないと思います。

ただ、お仕事とかの関係で離乳が必要な方もおられると思います。

そんな方のために、土曜日に助産師外来しています。予約が必要ですが、離乳、卒乳の仕方のご指導、残乳処理などしております。

よかったら利用してみてください。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする