2020年05月14日

助産師講義始まる

本日から、長崎市医師会の助産師講義が始まりました。

いつも、1講目は、「妊娠は病気か?」という問いかけから始めます。

ほとんどの人は、妊娠は「病気ではない」と言います。

これが、一般のコンセンサスだと思います。

私は、妊娠は「病気」という考えを話します。

まあ、それはある意味どうでもいいことですが・・・。

最近のコロナの日本での死亡率は、人口10万当たり5-6人 死亡数は700弱(5/14現在)です。

しかし、今でこそ妊婦死亡率は出生10万につき3.4くらい 実数にして、年間100万分娩があると34人くらいの計算になりますが、私が産まれた1964年ころは、10万につき150くらい、つまり、年間1500人くらいの妊婦さんがなくなっていた計算になります。
今のコロナの2倍以上です。

つまりは、妊娠は、適切に管理しないと命を落としかねない、それほど大変な「病気」であるのです。

さらには、妊娠は胎児も診るので、それもあわせれば、相当な数になります。

妊娠が病気であるかどうかはさておき、それほどリスクがあることに携わるのだ・・という認識が必要だという思いを伝えます。

しかし、私の親父が読んだ川柳「産声を 聞いた産婦の 安堵顔」
お産が終わった後、お母さんがする、ほんの一瞬のホッとした、なんといえぬ、幸せな、安堵の表情。
これをみると、産科をしてよかったなぁ・・とつくづく思い、その喜びがあるので、この仕事が続けらえる、喜びもお話します。

これから、あと5回、講義が続きます・・。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 17:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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