2020年03月28日

自衛隊病院の先生による新型コロナウィルスに対する素晴らしい報告

https://www.mod.go.jp/gsdf/chosp/page/stayathome.html?fbclid=IwAR13NX-Trz1Qe674-p6tdO30NppZ0rnfJxce2Y5VvsP422xT2sTxkKtidRI

自衛隊病院の田村先生が、今回の新型コロナウィルスに対しての、自院での症例をまとめ、報告しておられます。

この時期早々に、診療をしつつ、これだけのデータを早急にまとめられたことに、敬意を表します。

テレビ、ワイドショーに出てくるコメンテーターと言われる専門家?は、所詮、自分でデータを持っているわけではなく、何かで見聞きしたものを、さも自分が経験した如く、自分がいいように解釈して、外国ではどうの、やれ検査を全例にしろ、やれ治療薬は云々・・といっているだけで、ともすれば、あたかもそれが事実のように、自分の主観を言い放ち、一般の人々の不安を煽っているに過ぎないように思います。こういう手法では、解釈によって、見解は変わってきます。

この報告の素晴らしいところは、自院での症例をまとめ、客観的に分析、評価し、考察されているところです。

一般の方にはわかりにくいかもしれませんが、検査をする必要性、意義、あるいは症状や検査による診断の現状と限界、治療薬の効果の有無について、自験例をもとにわかりやすく考察されています。

まだ症例がそこまで多くないので、今後いろいろ見解が変わることがあるかもしれませんが、現状では、真に近い報告と言えると思います。

この報告にもあるように、決してすべてが重症化するわけではなく、自然軽快する例も多くありますが、なかには、重症化する症例もある、とくに、肺炎になるリスクは、今までの風邪ウィルスよりもリスクが高いようですので、“正しく恐れる”必要があるようです。また、感染力も強いようなので、予防、拡散をしないような注意は必要なようです。

とにもかくにも、中途半端な専門家のワイドショー的な情報の流布で、不安を必要以上に煽らないことが、肝要だと思います。しっかり自院のデータを客観的に示し、分析して、それに基づいて考察することが医者のすべきことであり、自分の主観や憶測だけで話をする、それは煽りでしかない。自衛隊病院の先生の考察こそが、本当の専門家のコメントです。

自衛隊病院では、スタッフの感染もないとのこと。

ご尽力に敬意を表するとともに、益々のご活躍を祈念申し上げます。

posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 09:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする