2019年04月30日

平成から令和へー平成を振り返るー

今日は平成最後の日です。

天皇の退位を惜しむかのように、しとしと小雨が降っています。

平成を振り返るに・・

平成という年は、私にとっては、壮年期を過ごしてきた、大変思い入れの深い元号になりました。

何といっても、医師として職に就いたのが、平成元年でした。

昭和64年1月7日、昭和天皇が崩御され、国民全体が喪に服しました。

テレビでは、ほとんどのすべての局が、日の丸のみ放送で、見る番組が全くなく、当時のレンタルビデオ店から、ほとんどすべてのビデオが品切れになる・・様な状態でした。

私は、国家試験直前でしたので、あせって勉強していたと思います。

そして、国家試験に無事合格し、長崎に帰り、産婦人科医として歩み始めたのが、平成元年でした。


もう一つ大きい出来事は、今のうちの家内に出会い、結婚して、子供3人に恵まれたことです。

残念ですが、私の父親は平成3年に逝去しましたので、私の子供(父親の孫)を見ることはなかったのですが、命をつなげることができたことに感謝しています。

当然、平成の半分以上、いや付き合う時代からすると、平成のほとんどはうちの家内と過ごしていることになります。



産婦人科医として過ごしてきた平成31年間の月日・・

いろいろな方に出会い、助けられ、ご迷惑をかけ、喜んだり、悲しんだり・・

いろいろな災害もあり、大変な時代ではありましたが、平和な時代でもありました。


平成から令和へ・・

私にとって、昭和は少年期、平成は壮年期でしたが、令和は老年期になります。

新しい時代を迎え、次世代の人たちへ、どのようにバトンをわたすのか?

それが、私なりの令和での課題になろうか・・と考えています。


皆様にとりまして、令和がいい時代になるように・・

私としては、今まで通り、新しい命の誕生を全力でお手伝いする・・それが、平成という時代から私がいただいた財産でもあり、伝えていく責務でもあるように思います。

平成最後の今日も、いつもと変わりなく、・・といっても午前中のみの外来診療ですが・・自分が産婦人科医として過ごしてきた、平成の時代をかみしめながら、診療をしていきます。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 09:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月27日

長崎市の人口減少に対しての取り組みに提言

平成31年4月1日〜臼杵市妊産婦医療費助成制度をスタートします
://www.city.usuki.oita.jp/article/2019040300030/?fbclid=IwAR3latmnKJnE6lSOi3pJibte9FpFQxrH71gJ96icyBnlPlD_sCkJyok57wk

先日、長崎市長選が終わりました。

選挙の公約を聞いていると、経済活性化、人口減少への取り組みなど、熱心に語っておられました。

でも、不満・・

言っていることのほとんどは、長崎の人口流出は、しょうがない。だから、外から人を呼び込む努力が必要。今ある人、モノであらたな産業を起こし、新たなものを作る、特に、箱ものやイベントで呼び込むこと・・が、主でした。

少子化対策については、保育所の充実、若い方の働く場所の充実・・を訴えておられました。

でも・・私なりに産科医の立場で考えると・・・それも重要なことでしょうが、新しい人が増えないと、経済も活性化しないし、いくら充実した箱もの、イベントができても、所詮見に行く人、買い物する人、物流を動かす人、観光の接待をする地元の人が、いないのです。

要は、今は、財政的に苦しくても、新しい命が誕生することに、力を注ぐことが何より重要。
現に長崎市の出生数は年々減り続け、今や私が開業した当初より、1000人/年も減少しています。
今もまだまだ減り続けています。

この子達が、あと20年して、大人になったとき、高齢者は今以上に割合が増え、その医療費や介護費を負担するのは、令和の時代に産まれてくる、ごく限られた人たちになり、その負担は莫大な費用負担になることは目に見えています。

だからこそ、この臼杵市のように、公的負担でお産してもらえる人を手厚く保護してもらい、もっと言えばどうにか、義務教育まで必要なものは無償とし、この20年先を見据えて、新たな命の誕生に尽力することが必要だと思います。

最近3人目、4人目の子供さんを産んでいただけるご家族は、そう珍しくないですが、失礼な言い方かもしれませんが、その方たちが決してすべて、経済的に余裕があるかと言われると、そうとは言えません。ただ、新しい命に対しての、思い入れは、人一倍感じます。だからこそ、その方々を、全力でサポートする必要があると思います。

そうすると、確かに今の働く世代の負担は増えますが、どこかで舵を切らないと、もっとひどいことになります。

今は苦労しますが、今出生が増えれば、将来的にはその子達が成人し、仕事して、税金を納めて、今の負の遺産を返してくれる可能性が大です。そう考えれば、今の負担は決して大きいものではないように思います。

私は理想的には、子供をたくさん持てる家庭ほど、裕福でないといけないと思います。その子達がもつ、将来のポテンシャル、生産性が莫大な力となるはずだから・・です。育児休暇の時は、仕事しなくても、少なくとも生活に必要最小限の収入が得られるくらいのことが、あってもいいのではないかと思います。

少子高齢化対策は、私が述べてきた様に、単純でないし、今の人を冷遇すれば、世間の風当たりが強くなるのは必須なのもよくわかります。

観光産業は大切ですし、たくさんのお金も落ちるでしょうが、語弊があるかもしれませんが、水商売のようなもので、未来永劫続くことのできる足元の強い対策ではなく、根本的な治療法にはなりえないと考えます。

長崎市は、幸いにして、全国でも有数な産科分娩施設が充実した地域です。産科医不足が叫ばれる昨今、大学、基幹病院の支援を含め、分娩に関しては充実したサポートが受けられる地域です。中国、インド、エチオピアなど、現在発展して言っている地域は、産業ありきではなく、人がたくさんいるからこそ、その人のもつポテンシャルを発揮し、急速に成長してきました。要は、産業を作るのは人ですから、まず、人ありきで、人がいないことには、発展はありえない・・ということです。だから、臼杵市のような取り組みを、長崎市も見習って、経済的にも負担がなく、安心して、産み育てられる環境の整備が、何より急務で、人が減らない努力より、増やす努力をすべきだ他と思います。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 15:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月21日

お産日記ー喜ばれることで救われるー

先週、先々週の休みはなにもなかったのですが・・

最近外にでると、途中で呼ばれる・・ことが2回続きました。

産科医では、あるあるですけど・・

最近立て続けに、途中で呼び戻されました。

正直、呼ばれるときは悲しい気持ちにはなるのですが・・

楽しみにしている行事があるときに限って・・呼ばれるんですよね。

陣痛なんて、いつなんどき、始まるかわからないし、好きでこの仕事しているので、しょうがないことなんですよね。

イベントは、また、いずれ違う形でまたすることができるでしょうが、お産はみなさん、命がけで臨むので、私たちもそれに応える責任があることは、重々承知しています。

無事に産まれて、新米のお父さん、お母さんが、笑顔で、

「この子、かわいい!」

と、言ってもらうと、自分の悲しい気持ちも忘れることができます。

無事のご出産、本当におめでとうございました。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 17:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月07日

5月の10連休の当院の診療について

元号が令和になり、4月から5月に10連休となっています。

当院では、以下のように診療する予定にしております。

4月27日(土) 9:00-12:30 14:00-16:00
4月28日(日)、4月29日(月) 休診 (4月29日(月)は11:00より安産会を開催しますので、対象の方はご参加ください)
4月30日(火)- 5月2日(木) 9:00-12:00 なお、5月2日(木)は休日当番医
5月3日(金)- 5月6日(月) 休診
5月7日(火)より通常通り

診療に際し、以下のことにご留意ください。

1.当院に現在かかっておられる方は、4月30日〜5月2日まで、妊婦健診、薬処方、結果説明など、通常通り診療しますただし、午前中のみなので、お間違えないようにお願いします。

2.分娩、当院にかかっておられる妊婦さんは、緊急の場合、休日も対応しますので、電話にてご相談ください。

3.新患の方でも、4月30日〜5月2日の午前中は、通常診療いたしますが、外部委託の検査など、一部検査ができないものがあり緊急処置あるいは、基幹病院の御紹介ができない可能性がありますので、ご了承ください。(休日当番医程度の診療とお考えください)また、当院では5月2日(木)の休日当番医以外の日の緊急避妊薬の処方は扱っておりませんので、緊急避妊薬が必要な方は、休日当番医にご相談ください。

以上、よろしくお願いいたします。

池田産科-YOU-婦人科医院
池田裕一郎
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 10:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月01日

新元号は!“令和”

本日 新元号が発表されました。

「令和」

出典は、万葉集の梅の花の詩、32首の余分にある「時、初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す」から引用。

これからは、令和 産まれの子がでてくるんですね。

命名も 令の字がつく子が増えそうです。

その子達にとって、いい時代になることを願います。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 12:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする