最近の国の政策は納得できないことばかり・・。
政治家は国民から選ばれし者なので、もっと民意を反映する法律を立法し、施行してほしいものです。
制度を変えるときは、ほとんど反対や批判を受けるのは世の常ですが、それにしてもなんで、過半数以上に人が反対することを安易に実効移そうとするのでしょうか?しかもそのほとんどが、それをしないと、失うものが大きいものばかりです。
たとえば・・
勤労の義務を奪う裁判員制度
これは、以前も述べたようにいまだに約半数の人が、否定的です。人を裁くことが素人にできるか・・。仕事が忙しい人はいけないのに罰則まである・・。とんでもないことです。これは、召集令状を出すのはまだいいとして、そのうえで参加できる人あるいはしたい人は、「バンク」のような形で集め、その中から選べばいいだけのこと。いやなひとあるいはいけない人を無理やり参加させるのは、納得できない。さらに、一般の人は死体とかをみるのは、一生トラウマになるひともいるのでは?実際、お産に立ち会いたいといわれる屈強な旦那さんでさえ、途中退場する方もいらっしゃるくらいなので・・。
廃業に追い込まれかねないレセプトオンライン化
これは一般の人にはなじみが薄いかもしれませんが、現在診療報酬請求を手書き、あるいは書類で出しているのを、
インターネットに義務化するということです。医師会、またほとんどの開業医は反対です。なぜなら、これをするためには、この
システムに変えなければならず、下手すれば数十万、いや数百万円の
出費となるからです。また、年配の先生方は今から、
コンピュータを覚えないといけません。それで何かメリットがあるかというと、あるのは役人の処理の手間が省けるくらいで、実際手間とお金をかける消費者(医者)側にはなんのメリットもないのです。さらには、
開業の所得は、勤務の2倍とか、わけのわからないデータを振りかざして、開業医の診療報酬を減算しようとまでしています。
テレビでちやほやされている(ある種仕事のできない・・といっては失礼か?)医者は別にして、地道に頑張っている一開業医は、そんなに高い収益を得ているわけでは決してありません。報道の行き過ぎで、一般の方の意識が「お医者さんはお金持ち・・」という妄想を抱かせているだけで、本当にお金がうなるほどあるのは、ごく一握りです。開業には必ず借金が必要で、さらには、人件費、設備投資費、維持費、税金、種々の会費など本当にいろいろ入用は多いものです。しかも24時間、365日労働です。なんで、こんな平凡な市民をいじめるのでしょうか?レセプトだせないと、生活できないんですけど・・。納得できない。
知る権利を奪う
地デジこれも一般家庭であれば、一台のテレビを買いかえれば済む話かもしれませんが、これがうちみたいな
病院になると、病室、外来合わせて13台、自宅まで入れれば14台のテレビをすべて入れ替える必要があります。一台4万円としても・・・気が遠くなりそうです。貧乏人はテレビを見るなってこと?音声多重放送のときも、白黒からカラーになったときも、べつにテレビを変えないと視聴できなかったけど、テレビが見れなくなるわけではなかったんです。今回はテレビが見れなくなるとか・・。納得できん。だれかいい方法教えてください。
人の命を奪いかねない薬事法改正
最近コンビニでも薬買えるようになったとか・・テレビで言ってました。一見便利でよさそうですが・・ちょっと待って・・。
そもそも薬は「毒」です。薬で治すことは、「毒をもって、毒を制す」ということです。つまりは、すべての薬に
副作用があるってことです。
簡単に風邪薬とか鎮痛剤とか、売っていますが本当にいいのでしょうか?とくに鎮痛剤とは、それを使って、血圧が下がったり、意識が飛んだり(いわゆるショックという現象)することが、まれですが起こります。さらには、痛みがあるから鎮痛剤、熱が出たから解熱剤、せきが出たから風邪薬・・と単にいわゆる「藪医者療法」をしていたらいつか、必ず落とし穴にひっかかります。まずは、原因をしっかり突き止め、それに対して適切な処置をすべきです。要は、病院へ行くことです。人は一時的に痛みが引いたりすると、もう次の日には忘れてしまい、病院へは行かなくなる可能性があります。24時間薬を売っていればなおのこと・・。でも風邪ひとつにしても「風邪は万病の基」といって、風邪の症状には要注意です。また、肩の痛みでも心臓病のことがありますし、
妊婦さんが、勝手にコンビニで買った薬を飲んだりされると、困ってしまいます。飲んでしまってからでは、どうしようもないからです。また、子供さんも要注意です。自分の判断で、コンビニで買った薬で治療しようとすると、とんでもないことになったりしないか心配です。
さらに最近は婦人科のカンジダ治療薬まで売ってあったりしますが、以前産婦人科でも膣座剤を処方し、自宅で入れてもらうよう、指導していたりしていた時代がありました、それでは再発を繰り返したり、返って不潔になったり、ひどくなったりするので、外来の処方はせず、来院洗浄ののち、挿入してください。となったはずだったのですが・・。
便利になることはいいことですが、こと薬はひとの命を直接左右するもので、ちょっとその変、甘く見すぎているのではないかと危惧しています。病状が進行して、病院に来られても、ひどくなってからでは手の施しようがなくなる可能性も・・。やっぱりコンビニで売るのは、納得できない。
まだあげればきりがないですが、最近の制度はもう少し考えるべきです。産科医療補償制度もそうでしたが、あまりにも拙速すぎて、あきれるばかりです。政治家の先生方、もう少し本当の民意が何であるかを(単なる人気取り、選挙のための政治ではなく)考えてほしいものです。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 01:34|
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