2018年02月21日

日本、赤ちゃんに最も安全 死亡率調査

2/20付のユニセフの報告では、日本が「赤ちゃんが最も安全に生まれる国」とされています。
ある先生が書かれていましたが、最近オリンピックで日本の金メダルが・・といわれる昨今、これは、日本の周産期に携わる産科医、小児科医、助産師、看護師、コメディカルなどすべてのスタッフと、お産される妊婦さん・ご家族が協力してできた結果が、金メダルに値する・・ということなのかもしれません。
決して、分娩費は世界の国々と比べ、高いとはいえません(いや、安いほうかもしれません)。また、周産期スタッフの労働環境も、決して恵まれたものではありません・・が、日本で、どうにか元気にあかちゃんを産んでほしい・・という昼夜を問わず、妊婦さんのために・・という周産期に携わるすべての方からの願いが今に伝わり、悪いところは改善し、試行錯誤してやってきた結果だと思います。よく・・欧米では・・という言葉が飛び交いますが、これを見ると、日本の周産期レベルが如何に高いか・・がわかると思います。
これから先も、たくさんの無事なあかちゃんが誕生できるよう、微力ながら尽力したいと思っています。
日本の産科に携わるものとして、非常にうれしく、誇らしい記事でしたので、ご報告いたします。
メディアの方は、周産期トラブルについては、鬼の首をとったように報道しますが、こういうことは、あまり報道されません。もう少し、良い面も世間に報道してほしいものです。

以下、日経新聞より抜粋

新生児の死亡率、日本は最低 ユニセフ調査
社会
2018/2/20 10:01
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 【ニューヨーク=共同】国連児童基金(ユニセフ)は20日付で、世界各国の新生児死亡率を比較する報告書を発表した。日本が最も低く「赤ちゃんが最も安全に生まれる国」と指摘する一方、最悪のパキスタンは約50倍の高さ。ユニセフは新生児の死亡は大半が予防可能だとして、死亡率が高い国々への支援を訴えた。

 生後28日未満で死亡した乳児の割合(2017年時点の推計)を比較。日本は千人当たり0.9人で、アイスランドの同1.0人、シンガポールの1.1人が続いた。先進国でもカナダ(38位、3.2人)や米国(41位、3.7人)は順位が低かった。

 最も多かったパキスタンは45.6人。中央アフリカ(42.3人)、アフガニスタン(40.0人)と続いた。最悪の10カ国中8カ国が、貧困や紛争に苦しむサハラ砂漠以南のアフリカだった。

 世界全体では死亡した新生児が年間約260万人に上り、約100万人が生まれた日に亡くなった。死亡原因の8割以上が早産や出産時の合併症、肺炎などの感染症。助産師がいて清潔な水や消毒剤などがあれば助かることが多いという。

 ユニセフのフォア事務局長は「私たちは世界の最も貧しい子供たちを見捨て続けている」と指摘した。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 00:19| Comment(0) | 医学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月17日

ピョンチャン冬季五輪 羽生選手・金、宇野選手・銀 おめでとう!

今日、五輪フィギュアで、羽生選手・金、宇野選手・銀でした。

おめでとうございます!

特に、羽生選手の昨日のショートは圧巻でした。

怪我から、ぶっつけ本番、プレッシャーもあり・・

今回、技術もさることながら、メンタリティーの強さが際立ちました。(個人的には、ビッグマウスはあまり好きではないですが、彼はそれで自分を鼓舞するために、わざと言っているような気がしています・・)

フリーはところどころミスがありましたが、すべりの美しさは、やはり群を抜いているように思います。

宇野選手もよく頑張りました。

個人的には、フェルナンデス選手も本当によかった。彼は3回目の五輪で、数々の世界選手権の表彰台にはあがっているものの、五輪では初めてのメダルになりました。

本当に素晴らしいプログラムでした。

お疲れ様、おめでとうございます。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 14:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月10日

お産日記-アンケートより-

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当院では、退院の時に、患者さんにアンケートをお渡しし、基本匿名で、病院のご意見をお伺いしています。

そのアンケートは、私を含め、スタッフ全員で、月に1回のミーティングのときに、すべて目を通させていただいています。

いろいろなご意見があり、お誉めの言葉を頂くこともあれば、辛辣にご批判を受けることもあります。

改善すべきところは、皆で話し合い、改善していますが、物理的にできないこともあります。

ただ、すべてのご意見は、大変参考になり、ありがたくお伺いしています。

今回は、私とうちのかみさんのイラストを描いてもらっていました。

大変上手ですねぇ・・。なので、匿名でご紹介させていただきました。

ただ、人様の目には、私はこのように映っているのか・・と改めて思いました。

髪が薄くなり、年取りました・・笑

これからも、皆様のご意見をお伺いしつつ、皆様のお役に立てるように精進していきますので、よろしくお願い申し上げます。

どうもありがとうございました。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 10:19| Comment(0) | 診療日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月24日

妊娠性高血圧マーカーの新たな知見

かねてより、妊娠高血圧症(現在はHDPと言うそうであるが、以前はPIHと言っていた)、常位胎盤早期剥離は、周産期においては、その予後を大きく左右する疾患であると、私は認識している。
それが、どうにか予見できれば・・と常々思ってきた。
今回のこの知見が、真に有用であれば、ぜひマーカーとして導入したい。
この管理がうまくできるようになれば、周産期予後は、かなり改善することが期待できる・・と私は思うのである。
その点では、この報告は私にとって、衝撃である。これが有用であることに、期待したい。

以下、ネットでの報告を抜粋。

PIH診断薬として新規測定法を開発

上武大、血管内皮増殖因子由来マーカー「sFlt-1」を使用


 上武大学は12月14日、血管内皮増殖因子由来マーカー「sFlt-1」を用いた妊娠高血圧症候群の診断薬に関してsFlt-1新規測定法の開発に成功し、特許を申請したと発表した。

 以前は「妊娠中毒症」とも呼ばれていた妊娠高血圧症候群(PIH)は、妊婦の5%程度に見られる高血圧を主徴とする疾患。胎児の発育不全や早産、流産の原因となり、場合によっては妊娠、分娩、産褥期に起こす意識喪失とけいれん発作の子癇など、母体の重篤な疾患を引き起こす。そのため、PIHは産科における主要な疾患のひとつとなっており、少子化が進む現代では、母子共に健康な出産を迎える上で、克服すべき喫緊の課題として認識されている。

 妊娠高血圧症の治療では、食事療法や降圧剤などの対症療法が一般的だが、早期の診断により、早めの予防措置や十分な注意を払うことで、重症化を予防することが重要と考えられている。

 これまでの国内外の研究者による一連のPIHの発症機構に関する研究により、妊娠時に血管内皮細胞増殖因子(VEGF)や胎盤増殖因子(PlGF)のレセプター「Flt-1」の一部が遊離した分子「sFlt-1タンパク」の異常発現がPIHの原因と重篤化に関与していることが明らかになっている。さらに、妊婦血中のsFlt-1濃度を測定することにより、高血圧などのPIH臨床症状が発生する前に発症を予測できることも報告されている。しかし、現在の測定法は時間や経費がかかり、単純化した新規測定法が求められていたという。

 今回、同大医学生理学研究所では、単純化・短時間で安価な測定法の開発に成功し、特許を申請。さらに、東京大学付属病院の産婦人科と共同研究契約のもとでPIH患者血清の測定を行い、新規測定法が血清中sFlt-1異常発現を検出することを確認したという。

 現時点では妊娠高血圧症の有用な治療法は開発されていないが、今回開発されたsFlt-1測定法は、同疾患を克服する上で重要な手掛かりを得るのに役立つと期待される。同大は今後、sFlt-1を用いた妊娠高血圧症候群診断薬の実用化に向けて、さらに産学連携を進めていくとしている。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 10:07| Comment(0) | 医学情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月08日

年賀状のお礼

今年も当院卒業生の皆様から、たくさんの年賀状を頂きました。

おひとり、おひとりにお返しできずにすみません。

すべて、拝見いたしました。

みなさん元気そうで、何よりでした。

お近くに来られた際は、ぜひ当院にもお立ち寄りください。

スタッフ一同お待ちしています。

本当にありがとうございました。

この場を借りて、御礼申し上げます。

池田裕一郎
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 17:01| Comment(0) | 診療日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年当院分娩統計

2017年の当院の分娩統計です。

分娩数 136件(+7例)
経腟分娩:118例(86.8%)(-6.2%)
     分娩体位 側臥位54.2%、仰臥位44.9%、四つん這い0.9%
     会陰切開 5例(4.2%)縫合なし37例(31.4%)
     分娩誘発 18例 無痛分娩処置1例
帝王切開:18例(13.2%)
     緊急帝切6例(4.4%)  
     予定帝切の陣痛発来1例、遷延分娩3例、胎児仮死2例
     予定帝切12例(8.8%)  
     前回帝切10例、骨盤位2例
母体搬送 常位胎盤早期剥離1例、分娩時出血1例(長崎大学)
新生児搬送 新生児仮死2例(長崎大学1例、長崎みなとメディカルセンター1例)
他院紹介 12例
胎児奇形2例(長崎大学)甲状腺機能異常・糖尿病、腎炎(長崎大学)、不規則抗体陽性・ぜんそく・糖尿病・生保(長崎みなとメディカルセンター)、PIH(国立長崎医療センター)卵巣腫瘍(済生会病院)
仮死出生児3例 AP1点・AP4点・AP6点
出生児体重 2185-4200g 低出生体重児6例
妊娠週数 35週6日−41週4日 早期産児4例
里帰り紹介 15例、他院からの紹介で分娩35例
当院での分娩既往 58例
初産46例 経産90例
35歳以上の分娩35例(25.7%) 35歳以上の初産例8例(うち、帝切症例3例)

【総括】
昨年は仮死分娩が3例あったことが印象に残ります。1例は、吸引するも分娩に至らず、緊急帝王切開で分娩した例。1例は、出生後、啼泣があったのですが、その後羊水がつまったのか無呼吸となり、搬送した症例、もう1例は、骨盤位分娩の経腟分娩の症例でした。
骨盤位の経腟分娩は、20年ぶりくらいでした。予定帝王切開のため入院した当日に陣痛発来し、麻酔まで入れたのですが、足が見えており、帝王切開不可と判断し、経腟分娩した症例です。この症例は、すぐにリカバーできたので、搬送はしませんでした。
35週の早期産は、推定体重が2900g位(実際2990gでした)だったので、予定日のずれを勘案し、当院での分娩としました。
昨年の特徴は、帝王切開が多かったこと。開業より、約10%前後で推移してきましたが、昨年は、13%と最も帝王切開率が高い年になりました。帝王切開自体、悪い分娩方法ではなく、しかたないのですが、特に前回帝切は12例増えている傾向があります。骨盤位も3例で、最近では多い結果でした。
また、最近の傾向を挙げると、@35歳以上の方の分娩が、珍しくなくなったこと(当院では4人に1人が35歳以上でした)。A初産の人が少ない、その分経産の方のお産が増えていること、これは、子供を持つ人と持たない人がはっきり分かれている傾向なのかもしれません。
35歳以上の初産の方は、約半数が帝切となっており、やはり妊娠、分娩に対してのリスクが、高いことがうかがわれます。
会陰切開に率は変わりませんでしたが、縫合をせずに済んだお産(いわゆるノーリスのお産)が、31.4%と昨年初めて30%を超えました。これもスタッフの熱意と努力による賜物だと感謝しています。
昨年も58例の妊婦さんが、当院の卒業生として帰ってきてくれました。当院の経産婦さんの分娩の半分以上で、とてもうれしく思います。

昨年も基幹病院の先生方、患者さんをご紹介いただいた先生方、高尾先生、杉田先生、小児科宮副先生には大変お世話になり、大変ありがとうございました
まだ反省、改善すべきところがたくさんありますが、この結果を踏まえて、今年も、より安全で、皆様にとっていい妊娠・出産をサポートしていきたいと思いますので、本年もよろしくお願いいたします。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 16:58| Comment(0) | 統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月01日

明けましておめでとうございます。

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新年あけましておめでとうございます。

今年も始まりは、うちの父親と本家のお墓参りから始まり、矢上神社に初詣に行ってまいりました。

毎年恒例の矢上神社の跨ぎ石を跨いできました。

皆様の安産祈願、無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願してまいりました。

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今年のおみくじは“吉”でした。

今年1年が、皆様にとって、私どもにとって、昨年より良い1年になりますよう、心より願っております。

今年1年もまた、よろしくお願い申し上げます。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 17:19| Comment(0) | 診療日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月29日

今年もありがとうございました。

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早いもので、今年も年の瀬を迎えました。

当院の外来診療は本日の午前中で終了しました。

午後から、外来の大掃除をし、今年賀状の作成が終わったところです。

今年も、たくさんの新しいご家族の誕生に接することができ、たくさんの方にお会いし、いろいろなことがあり、実り多き1年を過ごすことができました。

今年の漢字は、“北”だそうですが、私にとっては、“縁”でした。

職員の結婚、当院でお産された方が2人入職、そして、来年春は、私が講義を担当した助産師さんが、2人来てくれる予定になっています。

当然、当院でお産された方が、2人目、3人目、4人目のお産で帰ってきていただきましたことも、私にとって、最大の“ご縁”です。

この“ご縁”をこれからも、大切にしていきたいと思います。

今年1年、良いことも、悪いことも、いろいろありましたが、とりあえず、私も含め、家族も無事に終えることができそうです。

これも、当院に来ていただいた患者さん、当院スタッフ、基幹病院の先生方、業者さん、そして数多くの友人のおかげであると、心より感謝いたします。ありがとうございました。

しかし、私がお世話になった先生、友人が亡くなったことが、とても残念です。

来年は今年より、皆様にとって、私どもにとって、より良い年になりますよう、心より祈念する次第です。

本当に1年ありがとございました。

来年もよろしくお願い申し上げます。

池田産科-YOU-婦人科医院
池田裕一郎
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 22:36| Comment(0) | 診療日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月23日

当院の年末年始の予定

いよいよ年末になりました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

当院の年末年始の予定です。

12月29日(金)9:00-12:30 午後休診
12月30日(土)- 1月3日(水)休診
1月4日(木) 9:00-12:30 午後休診
1月5日(金)より通常通り 診療

当院で通院中の方、お産の方、緊急を要すると思われる方は(緊急でないと思われる場合は、当番医の受診をお勧めする場合がありますのでご了承ください)、この限りではありません。
ご来院をご希望の方は、電話にてご相談ください。

よろしくお願い申し上げます。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 10:56| Comment(0) | 診療日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月03日

当院クリスマスコンサート

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12月になりました。

今日は当院クリスマスコンサートを開催しました。

バイオリニストの斉藤さん、ピアニストの馬川さんには、毎年大変お世話になっています。

今年もご無理言って、していただきました。

特別ゲストにトランペットで、池田鈴香さんにも参加していただきました。

厨房の方には、クリスマスケーキを作っていただきました。
とてもいい感じで出来上がっていて、最近はやりの言葉いうと、「インスタバ映え」するケーキですねぇ。

たくさんの方にご来院いただき、ありがとうございました。短い時間でしたが、楽しんでいただけたでしょうか?みなさん元気そうで何よりでした。
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また、演奏していただいた方々、準備してくれたスタッフにも、大変感謝しています。

これが終わると、いよいよ、年末・・って感じです。

皆様お疲れ様でした。
posted by 池田産科−YOU−婦人科医院 at 11:49| Comment(0) | 診療日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする